日本語 編集

名詞 編集

うち

  1. ある限界境界意識された空間又は時間において、その空間又は時間に包含されていること。
    1. 仕切られた内部。
    2. 中心に近いあたり。
    3. ある範囲のなか。ある数量のなか。
      • 一週間のうち(の)二日は休める。
    4. ある時間・期間のなか。以内。あいだ。
      • 朝のうちに片付ける。
      • あと三日のうちに終わらせます。
    5. 動作の経過にともなうこと。あいだ。
      • 散歩するうちにいろいろな考えが浮かんだ。
  2. 他人から窺い知れない考えなど。
    • 要するに、実生活に於てはに秘められ、又は、かすかにしか現されないことが、舞台では表面に現され、明かに示され、しかもなほ、それが、に秘められ、かすかに現されてゐるやうな印象を与へ得ればいゝのです。そこが芸術なのです。(岸田國士 『演劇漫話』)
  3. (口語)話者所属する集団
    1. (用字【】)家族
  4. (用字【】)住居

対義語 編集

語義1

類義語 編集

語義1

翻訳 編集

語義1

代名詞 編集

うち

  1. 女性が自分のことを指す一人称わたし
  2. 話者所属する家庭
    • うちの人、うちのやつ(=自分の夫、妻)
    • うちの者、うちの(=自分の家族)
  3. 話者が所属する集団組織地域
    • うちの者、うちの(=自分の属する組織の人間)

用法 編集

  1. 元は関西方言であるが、首都圏の若い女性の間でも用いられる。

接頭辞  編集

うちち】

  1. 動詞に付いて、ちょっと、すっかりなどの意を表す。

古典日本語 編集

接頭辞  編集

うちち】

  1. 強調接頭語。ちょっと、すっかりなどの意を表す。