日本語 編集

副詞 編集

おおきに大きに

  1. (主として戦前の口語)大変おおいに
    • 「いや、おおきにそうかも知れん。なんでも、あれは、貴族、……」 「へえ? それは初耳。めずらしい話だな。眉山みずからの御託宣ですか?」(太宰治 『眉山』)

語源 編集

感動詞 編集

おおきに大きに

  1. (方言、主に関西)ありがとう
    • 老婆も初めのように感激もしないで、茶店の客から大福の代を貰うように、「おおきに」といいながら受け取った。(菊池寛 『身投げ救助業』)

語源 編集