日本語 編集

名詞 編集

かどぐち門口

  1. から家の入り口まで。
    • 彼の家の 門口へ駈けこんだ時、良平はとうとう大声に、わつと泣き出さずにはゐられなかつた。(芥川龍之介 『トロツコ』)
  2. 物事の始まり。
    • 勤労と修学とを含んだ日常生活からはじまり、「かくある自分」と「かくあるべき自分」との距りに気づけば、もはや、美しい夢の門口に立つたのです。(岸田國士 『青年の夢と憂欝 ――力としての文化 第五話』)