かんばしい

日本語

語源

「かぐわしい」 < 古典日本語 「かぐはし」 < 「か」（香） + 「くはし」（細し）

発音

• (東京式) かんばし​い [kàńbáshíꜜì] (中高型 – [4])
• IPA^(?): [kã̠mba̠ɕiː]
• (京阪式) かんば​しい

形容詞

かんばしい【芳しい・香しい・馨しい】

1. 香りがよい。匂いがよい。
2. 好ましい。立派である。打消しの形で「あまりよくない」の意味で用いることが多い。

活用と結合例

かんばし-い 形容詞活用表（日本語の活用）

語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
かんばし	かろ	く かっ	い	い	けれ	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	かんばしかろう	未然形 + う
否定形	かんばしくない	連用形 + ない
過去・完了	かんばしかった	連用形 + た
言い切り	かんばしい	終止形のみ
名詞化	かんばしいこと	連体形 + こと
仮定条件	かんばしければ	仮定形 + ば
様態	かんばしそうだ	語幹 + そうだ

類義語

• かぐわしい
• こうばしい

翻訳

香りがよい

• 英語: sweet ^(en), fragrant ^(en)
• エスペラント: bonodora ^(eo)