日本語 編集

動詞 編集

くぐまるまる、まる、まる】

  1. 体を丸めて小さくする。
    • 五十をこしてから空咳がすると云つて寒い時節になると炬燵の中に跼つて居た。(平出修 『公判』)
  2. ひとところに溜まる。
    • 背を刺すような日表は、蔭となるとさすが秋の冷たさが跼つていた。(梶井基次郎 『ある心の風景』)
  3. こもって、外に出ない。
    • 男は、夢中で狂気染みた沙汰を醒めて冷く指摘されたように、口銜り、みると額に冷汗までかいている。(岡本かの子 『富士』)

活用 編集

関連語 編集