日本語 編集

動詞 編集

こしかけるける】

  1. (自動詞) 少し高い部分にをつけて、向けるようにして座る
    • 留吉は稲田の畦に腰かけて遠い山を見ていました。(竹久夢二「都の眼」)〔1923年〕[1]
    • 「私こうして夕方じっとしているのが、一番好き。」秀子は縁側に腰掛け、垂れた両足をばたばたやりながら云った。(豊島与志雄「掠奪せられたる男」)〔1918年〕[2]
    • 父さんは、朝日がキラキラ照る窓ぎわへ腰かけて、昨夜工合がわるかったラジオを熱心に直している。(宮本百合子「楽しいソヴェトの子供」)〔1931年〕[3]

活用 編集


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  1. 青空文庫(2005年9月11日作成)(底本:「童話集 春」小学館文庫、小学館、2004年8月1日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/45633_19495.html 2020年3月19日参照。
  2. 青空文庫(2010年10月26日作成)(底本:「豊島与志雄著作集 第一巻(小説I)」未来社、1967年6月20日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42399_41319.html 2020年3月19日参照。
  3. 青空文庫(2002年10月28日作成)(底本:「宮本百合子全集 第九巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2730_7431.html 2020年3月19日参照。