名詞・形容動詞
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すてばち【捨(て)鉢、棄鉢】
- やぶれかぶれ、自暴自棄。望みを失いやけな振舞に出ること。
- 修行僧が、唯一有することを認められる鉢を捨てて修行を投げ出すことから、との説があるが、有力な出典はなく、又、「鉢」の字を当てるのは明治以降であって、江戸期は「捨罪(『罰』の誤りか?)」などの記法もあり、語源俗解の疑いがある。「すてっぱち」の例もあり、「やけっぱち」「やけのやんぱち」「うそっぱち」等にみられる「はつ(=はてる)」に由来する「はち、ぱち」を、「すてる」に付し、強調したものではないか。
- す↗てばち