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まめ

日本語 編集

名詞:穀物 編集

 
フリー百科事典ウィキペディアに 「豆」の記事があります。

まめ【豆, 荳, 菽】

  1. マメ科の植物の実。あるいはその植物。特に、食べられるもの。
    1. 特に大豆。
  2. まめのようなもの
    1. 食用の腎臓。特にブタの腎臓は分葉が明瞭である。
    2. 女性の陰核。さね、クリトリス。
  3. 豆知識の略。

発音 編集

関連語 編集

翻訳 編集

豆、植物の実

名詞:水疱 編集

まめ【肉刺】

  1. (病理学) 手足などに硬（かた）いいものとこすれてできる、ちいさなみずぶくれ。

発音 編集

翻訳 編集

類義語 編集

名詞・形容動詞:忠実 編集

まめ【忠実、実】

  1. こまごまとよく働（はたら）くこと。労をいとわずことに当たること。
    • そんな訳で、奉公したては、旦那が感心するくらい忠実（まめ）に働くのだが、少し飽きてくると、もういたたまれなくなって、奉公先を変えてしまうのです。（織田作之助 『アド・バルーン』）
    • 所が、万事にまめな彼は、忠左衛門を顧て、「伝右衛門殿をよんで来ましょう。」とか何とか云うと、早速隔ての襖をあけて、気軽く下の間へ出向いて行った。（芥川龍之介 『或日の大石内蔵助』）
  2. 体に悪いところがないこと。また、そのさま。元気。健康。
    • やっぱり美人画らしく白い顔や腕でも、それは些も繊弱でなく貴族的でなく、丈夫なまめな快活な笑声、愛嬌ある心の照りが、こまやかな肌のきめに匂っているという風なこのもしさであった。（宮本百合子 『「青眉抄」について』）
活用と結合例
まめ-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）
ダ活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
まめ だろ だっ
で
に		 だ な なら (無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
推量・意志 まめだろう 未然形 + う
過去・完了 まめだった 連用形 + た
否定形 まめでない 連用形 + ない
自動詞化 まめになる 連用形 + なる
言い切り まめだ 終止形のみ
名詞化 まめなこと 連体形 + こと
仮定条件 まめならば 仮定形 + ば
様態 まめそうだ 語幹 + そうだ

発音 編集

派生語 編集

対義語 編集

複合語 編集

接頭辞  編集

まめ【豆, 荳, 菽】

  1. 小さい。

古典日本語 編集

形容動詞 編集

まめ【忠実、実】

  1. 真面目（まじめ）なさま。誠実なさま。
  2. 勤勉なさま。
  3. 実用的なさま。
  4. 丈夫なさま。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
まめなり まめ -なら -なり -なり -なる -なれ -なれ ナリ活用
-に

派生語 編集

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