漢字 編集

字源 編集

  • 甲骨文字に見られる原字は、「」+音符「(⿰子冊) /*TE/」(「」の古い異体字)から構成される形声文字。のち「冊」が省略され、「子」が「早」のような形で書かれるようになり「是」の字体となった。「かわぐつ」を意味する漢語 /*tee/}を表す字。のち仮借して「これ」を意味する漢語{ /*deʔ/}に用いる。[字源 1]
    • 『説文解字』では「」+「」と説明されている他、上部をさじの象形と解釈する説[字源 2]もかつてあったが、これらはいずれも誤った分析である。
               

 

 

 
金文

金文 金文 簡帛文字 簡牘文字

籀文

小篆

流伝の古文字
西周 春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 范天培 『清華大学蔵戦国竹簡(肆)~(柒)字根研究』 国立台湾師範大学碩士論文、2020年、719-720頁。
  2. 郭沫若 「釈氒氏」 『金文余釈之余』 文求堂書店、1932年、35-37頁。

意義 編集

  1. (指示代名詞)これこの
  2. 正しい
  3. 賛成する。

日本語 編集

発音(?) 編集

  • 音読み
  • 訓読み
    • 常用漢字表内
      常用漢字表内の訓読みはありません。
    • 常用漢字表外
      これ

名詞 編集

  1. )正しいこと。

熟語 編集

中国語 編集

*

動詞 編集

  1. (コピュラ)~である。

語法 編集

熟語 編集

朝鮮語 編集

*

名詞 編集

  1. 正しいこと。

熟語 編集

ベトナム語 編集

*

コード等 編集