キクユ語

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異表記・別形

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語源

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スワヒリ語 asikari の借用[1]

発音(?)

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この ũ は長母音である[1]

Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス10」で、他に同クラスの3音節語幹語には gĩting'ũrindigithũkĩĩgunyĩ などがある。

  • 〔キアンブ方言〕
  • 〔リムル方言〕IPA: /mòːðìɣáɾíꜜ/
湯川 (1981) では mũthũmũcibimũkebegĩkabũ(複数: ikabũ)、njatagĩthiimũtheeihũa(複数: mahũa)、gĩcanũrindigithũithanwakang'aurũmwatũkakĩĩrurumwĩthũamũũhau(複数: mĩĩhau)、ndarathini〈果物の一種〉、Gĩgĩkũyũ などと同じアクセントの型に分類されている[2]
  • 〔ニェリ方言〕IPA: /mòːðìɣáɾíꜜ/
Kagaya (1982:34) によると孤立形は [mòːðìɣáɾí] で、後ろに がある場合は [mòːðìɣáɾíꜜ]、前に がある場合は [móːðìɣáɾí]、前に ti がある場合は [móːðíꜜɣáɾí] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって音調の変動が見られるが、この変動のパターンは mũthandũkũ〈箱〉や carahani と同じものである[3]
  • 〔ムランガ方言〕IPA: /mòːðìɣáɾíꜜ/
Kagaya (1982:32) によると、後ろに がある場合も孤立形と同様に [mòːðìɣáɾí] となる点以外はニェリ方言と同じであるが、この音調の変動のパターンは mũrataguo〈君の友人〉と同じものである[3]
  • 〔ンディア方言〕IPA: /mòːðíɣáɾì/
Kagaya (1982:38) によると孤立形や後ろに がある場合は [mòːðíɣáɾì]、前に がある場合は [móːðíɣáɾì]、前に ti がある場合は [móːꜜðíɣáɾì] となるが、この音調の変動のパターンは gĩkororanyamĩndigi と同様のものである[3]

名詞

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thigari クラス1(複数: athigari

  1. 兵士

類義語

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関連語

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名詞:

参照

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脚注

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  1. 1.0 1.1 "thigari" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 508. Oxford: Clarendon Press.
  2. 湯川, 恭敏キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
  3. 3.0 3.1 3.2 Kagaya, Ryohei (1982). "Tonal Analysis of Kikuyu Nouns in Three Dialects: Murang'a, Nyeri and Ndia." In Journal of Asian and African Studies, No. 24, 1–42.