日本語 編集

異表記・別形 編集

  • あわを食らう
  • あわ食う
  • あわ食らう

成句 編集

あわを

  1. ひどくあわてるあわてふためく
    • これは、寺男の爺やまじりに、三人の日傭取が、ものに驚き、泡を食って、遁出にげだすのに、投出したものであった。(泉鏡花 『縷紅新草』)
    • 僕は恐れをなして、踵を返すと、どう言ふものか、いきなり中華料理店に飛び込んでしまつた。大方、あわを食つたせゐだらう。(三好十郎 『彦六大いに笑ふ』)

用字 編集

  • 「あわ」に「」・「」がしばしば当てられるが、もともと「あわつ(あわてる)」の語根であるので当て字。