日本語 編集

 
変体仮名(ソ:「」の草書体+バ:「」の草書体に濁点)を用いた蕎麦屋の看板。「生そば」で「きそば」と読む。

名詞 編集

きそば

  1. 古くは蕎麦粉だけを使って打った蕎麦(そば)、現代では蕎麦一般を言う。江戸時代に小麦粉つなぎとして入れて作った蕎麦が登場したとき、従来の蕎麦粉だけの蕎麦を指す言葉として使われた。後に小麦粉を使った蕎麦も生蕎麦を称したため、江戸時代のうちに生蕎麦は蕎麦の種別を表す言葉ではなくなった。現代では、蕎麦粉だけの蕎麦は、生粉打ち蕎麦(きこうちそば)または十割蕎麦(じゅうわりそば)という。

関連語 編集