動詞:詰
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つめる【詰める】
- 容器などに物を隙間ができないように入れる。
- 穴などに物を入れて塞ぐ。
- 長さ・間隔などを短くする。
- 節約する。倹約する。切り詰める。
- 物事を十分に考察・検討して決着がつくようにする。
- 将棋などで、王将の逃げ場が無いようにする。
- 決まった場所に出向いて用事があるまで待機する。
- (指などを)強く圧迫したりはさみこんだりして怪我をする。
- (反社会的人物からの強要などにより、指を)切断する。
- (動詞の連用形に付いて)ある動作を休みなく続ける。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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---|
否定 |
つめない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
つめよう |
未然形 + よう
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丁寧 |
つめます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
つめた |
連用形 + た
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言い切り |
つめる |
終止形のみ
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名詞化 |
つめること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
つめれば |
仮定形 + ば
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命令 |
つめろ つめよ |
命令形のみ
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古典日本語「つむ」
- (東京) つめる [tsùméꜜrù] (中高型 – [2])
- IPA(?): [t͡sɨᵝme̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪) つめる (尾高型)
動詞:抓
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つめる【抓る】
- つねる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
---|
否定 |
つめらない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
つめろう |
未然形音便 + う
|
丁寧 |
つめります |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
つめった |
連用形音便 + た
|
言い切り |
つめる |
終止形のみ
|
名詞化 |
つめること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
つめれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
つめれ |
命令形のみ
|
- (東京) つめる [tsùméꜜrù] (中高型 – [2])
- IPA(?): [t͡sɨᵝme̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪) つめる (平板型)