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てにをは
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
てにをは
」の記事があります。
日本語
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名詞
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てにをは
【
弖
/
天
爾
乎
/
遠
波
】
助詞
。その他、助詞に加え
助動詞
など
補助語
一般。
私は今は、にへなみ・にふなみ
何れ
にしても、
格
の
てにをは
なる
「の」と「いみ」との熟したもので、即、にふのいみ(忌)といふ語であるらしいことを
附記
して、
考証
の衣を著せられない、哀れな此小仮説をとぢめねばならぬ。(
折口信夫
『稲むらの蔭にて』)
普通に歌は
なり
、
けり
、
らん
、
かな
、
けれ
抔(など)の如き助辞を以て
斡旋
せらるるにて名詞の少きが常なるに、この歌に限りては名詞極めて多く「
てにをは
」は「の」の字三、「に」の字一、二個の動詞も現在になり(動詞の最(もっとも)短き形)をり候。(
正岡子規
『
歌よみに与ふる書
』)
助詞を始め補助語の使用法、
こまかな
言葉遣い
。
使用局面により、積極的な用法と消極的な用法がある。
積極的意味合い。日本語の
ニュアンス
を伝えるため、正確に表現すること。
消極的意味合い。文書の本質に関わらず、言葉の端々を
ことごとしく
言うこと。
けれども
、
先日
、私は、
作家
の
書簡
集、
日記
、
断片
を
すべて
くだらない
と言ってしまった。いまでも、そう思っている。よし、とゆるした私の書簡は私の手で
発表
する。以下、二通。(文章
のてにをは
の記憶ちがいは許せ。)(
太宰治
『もの思う葦――当りまえのことを当りまえに語る。』)
(比喩的)基本的な
事項
。
(比喩的)
枝葉末節
。
語源
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代表的な助詞「て(=
で
)」「
に
」「
を
」「
は
」を列挙したもの。
漢文
の
訓読
のため、漢字の四隅につけられた
ヲコト点
を左下から右回りに読んだもの。