もっと
- 程度の大きいものよりもさらに程度が大きいさま。「もっと」の部分を強調して発音することが多い。複数回くりかえす場合は最後の「もっと」を強調する。
- みかんもおいしいが、メロンはもっとおいしい。
- いま会社を辞めるともっともっと大変だぞ。
- 希望の表明や、要望への対処といった文脈において、程度などを今まで以上に増すさま。さらに継続して。さらに追加して。
- まだ眠い。もっと寝ていたい。
- その話はとても面白いのでもっと聞かせて下さい。
- 「これと同じような商品がもっとありませんか」「ございます。もっと持ってまいります」
- 対照されているものとは異なることを強調するさま。
- 比較の意味を含むと考えられるもの。
- もっと早く走れ。(いま走っているそのスピードではだめだというニュアンス)
- 「お父さんはこの写真の人かね」「いいえ、父はもっと背が高いしもっと色白です」(写真の人とは違うというニュアンス)
- もっと人手がないと納期に間に合いそうにない。(現状の就労体制ではまずいというニュアンス)
- もっと一生懸命頑張るんだった。(実際にした努力は理想的な程度に達していないというニュアンス)
- 比較の意味を含むとはいえないもの。
- もっと別の色の服はありませんか。
- そういうのとはもっと違った意味だ。
- 泣ける映画も悪くはないが、もっとこう肩のこらない気楽なのがいいかな。