ヨタカ も参照。

日本語 編集

名詞 編集

よたか夜鷹蚊母鳥怪鴟

  1. 江戸時代に道端で客引きをした私娼
    • 又或る通人はこう云った。「江戸は何でも日本一だが、遊びの場所も日本一であった。上は芳町、柳橋の芸者から松の位の太夫職、下は宿場の飯盛から湯屋女辻君夜鷹に到るまで、あらゆる階級の要求に応ずる設備が整っていた。」(夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』)
    • 大事な節操を、二十文三十文の金で切売りをして恥じない夜鷹の身でありながら、人の落した大金は大切に保存して、苦心を重ねて、それを落し主にかえしてくれた親切を米友として、ここへ来て思い出さないはずはありません。(中里介山大菩薩峠 無明の巻』)

複合語 編集