よれる【撚れる・縒れる】
- 糸が自然にねじれて、螺旋になる。
- よじれる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
よれない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
よれよう |
未然形 + よう
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丁寧 |
よれます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
よれた |
連用形 + た
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言い切り |
よれる |
終止形のみ
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名詞化 |
よれること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
よれれば |
仮定形 + ば
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命令 |
よれろ よれよ |
命令形のみ
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よれる【由れる・因れる・依れる・拠れる】(動詞よるの已然形+完了の助動詞りの連体形)
- (……は……によれる)……は……が理由である。……は……の結果である。……ということは……に由来がある、または典拠がある。
- 後年、王政維新のため、宗門のため、社会公益のために、幾多の辛労を重ねながら、その功はすべて他人に譲られたる謙虚の態度に至るまで、この恬澹なる一面の性癖に由れることならん。(1910 與謝野寛編輯『禮嚴法師歌集』)