オリンピック聖火
日本語
編集名詞
編集オリンピック 聖 火 (オリンピック+聖火 オリンピックせいか)
- 《一般》 古代オリンピック(wp)の聖火(語義2)に倣って、近代オリンピック(wp)で象徴的に用いられる聖火。ギリシアのオリンポス山(wp)で太陽光(wp)から採火され、大会の開催期間中、オリンピックスタジアム(wp)に特設された炬火台(聖火台(wp))で灯され続ける。オリンポス山から聖火台までの道程は、アテナイ(wp)(アテネの古名)の大祭であるパンアテナイア祭のたいまつ競争に倣って、選定された走者(聖火ランナー)が聖火トーチを持って走り、開催国内を主とした各地をリレー形式で巡る(聖火リレー)。聖火と略称されることが多い。
- 聖火は、アムステルダムオリンピック(夏季オリンピック(wp)1928年大会)で初めて灯された。聖火リレーは、ベルリンオリンピック(夏季オリンピック1936年大会)で初めて実施された。
- 《世界史》 オリュンピア大祭の聖なる火。プロメテウス(wp)がゼウス(wp)の下から盗んで人類にもたらした火を記念し、古代ギリシア(wp)のオリュンピア大祭(古代オリンピック(wp))にて、オリュンポスのゼウス神殿 (cf. w:en) にあるゼウス像前の祭壇(wp)に捧げられ、祭りの開催期間中、祀られ続けた聖火。聖火は、聖地(wp)オリュンポス山(オリンポス山(wp))にて、炉の女神ヘスティア(wp)を祀る11名の巫女(wp)が太陽光から採火した。ゼウスの祭壇に聖火を灯す栄誉は、スタディオン走(古代ギリシアの短距離走)の優勝者に授けられた。
関連語
編集語義1・2
語義1
語義2
翻訳
編集語義1 近代オリンピックの聖火
- アフリカーンス語: olimpiese vlam
- アラビア語: شعلة أولمبية
- イタリア語: fiamma olimpica
- インドネシア語: api olimpiade
- ウクライナ語: олімпійський вогонь
- 英語: Olympic flame, Olympic torch
- エストニア語: olümpiatuli
- エスペラント: olimpika flamo
- オランダ語: olympische vlam
- カタルーニャ語: flama olímpica
- ギリシア語: Ολυμπιακή φλόγα
- クロアチア語: olimpijski plamen
- スウェーデン語: den olympiska elden
- スペイン語: llama olímpica
- スロヴァキア語: olympijský oheň
- セルビア・クロアチア語: olimpijski plamen
- セルビア語: олимпијски пламен
- タイ語: คบเพลิงโอลิมปิก
- タガログ語: apoy ng olimpiko
- チェコ語: olympijský oheň
- 中国語: (繁): 奧林匹克聖火/ (簡): 奥林匹克圣火
- デンマーク語: olympiske ild
- ドイツ語: olympischer Fackellauf
- ノルウェー語: den olympiske ild
- フィンランド語: olympiatuli
- フランス語: flamme olympique
- ヘブライ語: הלפיד האולימפי
- ペルシア語: مشعل المپیک
- ポーランド語: znicz olimpijski
- ボスニア語: olimpijski plamen
- ポルトガル語: chama olímpica
- マレー語: api olimpik
- ラテン語: ignis olympicus
- リトアニア語: olimpinė liepsna
- ロシア語: олимпийский огонь