日本語

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名詞

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プラスアルファ

(和製英語)

  1. ある値よりも大きいことは分かっているが、どれだけ大きいか不明であること。(用法参照)
    • おや、このモートルの重さだけでも、トランクより重いくらいだ。すると、或る重いAなる物品を入れたトランクBの総重量AプラスBプラスアルファは、元のAよりも軽い――というのは、どういう算術になるのかしらん。どうも式が成立たんように思うが(海野十三 『戦時旅行鞄 ――金博士シリーズ・6――』1941年)
  2. ある値にいくらかを加えたもの。それに、他のいくつかを付け加えたもの。
    • 1万円プラスアルファで売ります
    • プラスアルファの効果

用法

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カタカナ、もしくは「+α」と記号で表記する。

(語義1の用例)たとえば、ボールを前方に投げたところ、100メートル先の壁に当たってしまったとする。この場合、もし壁がなければ100メートルよりも遠く飛んだことは明らかである。そこで、この場合におけるボールの飛距離を「100メートル プラスアルファ」と表現する。[1]

語源

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野球のスコアボードの9回ウラの欄に外国人が殴り書きで書いた"X"(エックス)をギリシア文字の"α"と誤読したことから。このため一時期の新聞記事ではalphaの頭文字を表す"A"と表記していたが、ほどなく間違いであることが判明し現在の"X"に改められた。

類義語

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語義2

関連語

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脚注

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  1. この用例は実際にテレビアニメ「巨人の星」の読売巨人軍入団テストの回で計測員が用いている。