付録:スラヴ祖語/pьsati
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スラヴ祖語
編集語源
編集同系語
編集- インド・イラン語派:
- バルト語派:
動詞
編集*pьsàti[1], もしくは *pьsā́tī
- 書く。
諸言語への影響
編集- 西スラヴ語群:
- スロヴァキア語[1]: písať
- チェコ語: psát[3] (一人称単数: píši[1]/píšu)
- ポーランド語: pisać[1] (直説法・現在・一人称単数: piszę, 三人称単数: pisze)
- 東スラヴ語群:
- ウクライナ語: писа́ти (pysáty)
- ベラルーシ語: піса́ць (pisác')
- ロシア語[1]: писа́ть (pisát') (一人称単数: пишу́ (pišú), 三人称単数: пи́шет (píšet))
- 南スラヴ語群:
- 古代教会スラヴ語: пьсати (pĭsati)[4] (一人称単数: пишѫ (pišǫ))[1]
- スロヴェニア語[1]: písati (一人称単数: píšem)
- セルビア・クロアチア語[1](キリル文字/ラテン文字): пи́сати/písati (一人称単数: пи̑ше̄м/pȋšēm)
- ブルガリア語[1]: пи́ша (píša)
関連語
編集- 形容詞:
脚注
編集- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 Rick Derksen, Etymological dictionary of the Slavic inherited lexicon, Leiden Indo-European etymological dictionary series, v. 4, Leiden: Brill, 2008, p. 430.
- ↑ Rick Derksen, op. cit., 但し"pim̐śáti"の形で記載。
- ↑ Rick Derksen, op. cit., 但し"psáti"の形で記載。
- ↑ Rick Derksen, op. cit., 但し"pьsati"の形で記載。
- ↑ Rick Derksen, op. cit., p. 19, 430. "Vrgada dialect" (1966-1973年)。
- ↑ Rick Derksen, op. cit., p. 19, 430. "dialect of Orbanići" (1998年)。
- ↑ Rick Derksen, op. cit., p. 19, 430. 1937年にマテ・フラステの著作により発表されたフヴァル島の方言。