餘燼 および 余烬 も参照。

日本語

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名詞

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 よじん

  1. 何かが燃え残りもえさし
    • 盛岡へ着いてみたら、駅の周囲がすっかり焼けていて、まだ余燼が白く寒空に上たち昇っている風景に遭った。(中谷宇吉郎 『I駅の一夜』)
  2. 後に残る影響。
    • かくのごとくにして科学の進歩は往々にして遅滞する。そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼から産れ出るのである。(寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』)