処刑

日本語

処刑 (しょけい)

死刑を執行すること。
刑に処すること。
- ところが、或日、また一団の囚人がロシアからおくられて来ました。夕方になりますと、ふるい囚人たちは、それらの新来のものたちのぐるりにあつまつて、一々、おまいはどこの町、どこの村のものか、どうして処刑をうけたのかと聞きました。（鈴木三重吉『ざんげ』1924年）
裁判所が被告人を何らかの刑罰に処断しその旨宣告すること。
- されば選挙犯罪の処刑者について、一般犯罪の処刑者に比し、特に、厳に選挙権被選挙権停止の処遇を規定しても、これをもつて所論のように条理に反する差別待遇というべきではないのである。（昭和三〇年二月九日最高裁判所大法廷判決）

訳語

処刑する (しょけいする)

死刑を執行する。
- 処刑される前に革命裁判の法廷に呼び出されて審問を受けた時、証人エベールという男は、革命裁判の意を迎えるためか、彼女にとって最も不利となるべき破廉恥事件を立証した。マリ・アントワネットは昂然として突っ立ったまま、それを無視した。（野上豊一郎『パリの地下牢』1941年）
刑に処する。

活用と結合例

処刑-する動詞活用表（日本語の活用）
サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
処刑	しせさ	し	する	する	すれ	しろせよ

訳語