城柵

日本語

名詞

城柵（じょうさく）

1. （古語）防御施設、要塞。用例: 「兵庫及び城柵等の門」（養老律「衛禁律第25条越垣及城条）
2. （歴史）古代日本に置かれた要塞、防護施設。時代と国の限定を除けば1と同じ。
3. （歴史）2のうち、特に、東北地方・北陸地方、九州南部の辺境に置かれ、行政施設を兼ねたもの。現代の歴史学ではこの意味で用いられることが多い。

城柵（きかき）

1. （古語）防御施設、要塞。「じょうさく」の1と同じ。用例: 「家の外に城柵を作り、門の傍に兵庫を作る」（『日本書紀』皇極天皇4年11月条）。