日本語

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この単語の漢字
へん
第四学年

常用漢字

常用漢字
ろん
第六学年
音読み

語源

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明治時代劇評端を発する造語

名詞

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(へんちきろん)

  1. (古用法) 劇評において、「お約束ぶちこわす無粋」を一々つっこん評すること。
  2. 自虐的に)常識盲点衝いた斬新論理展開であること。
    • このやうな化物敎育は、少年時代のわれわれの科學智識たいする興味を阻礙しなかつたのみならず、かへつてむしろますますそれを鼓舞したやうにも思はれる。これは一見奇妙なやうではあるが、よく考へてみるとむしろ當然な事でもある。皮肉なやうであるがわれわれにほんとうの科學敎育をあたへたものは、數々の立派な中等敎科書よりは、むしろ長屋の重兵衞さんと友人のNであつたかもしれない。 これは必ずしも無用變癡奇論ではない。(寺田寅彦『化物の進化』1929年)

異表記・別形

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形容動詞

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変痴奇論