大 抵(たいてい)
- おおよそ。おおかた。大概。大体。
- 恐らく。多分。
大 抵(たいてい)
- 事柄の主要な部分。あらまし。
- 全部よませ候て差出し度候へとも、さしてハ外の売本延引ニ及ひ候間、残念なから、その大抵を知るのミニて巻を不終して差出し候。(「馬琴書翰集」天保十一年四月十一日)
- おおよそ。おおかた。大概。大体。
- (多く打ち消しを伴って)一通り。普通。並の事柄。
- おおよそ。おおかた。大概。大体。
- (多く打ち消しを伴って)一通り。普通。並。
- ほどほど。大概。
- 夜遊びも大抵にしとけ。
- 学校の勉強なんて大抵でいい。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
大抵だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
大抵だった |
連用形 + た
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否定形 |
大抵でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
大抵になる |
連用形 + なる
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言い切り |
大抵だ |
終止形のみ
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名詞化 |
大抵なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
大抵ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
大抵そうだ |
語幹 + そうだ
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大 | 抵
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大 抵 (dàdǐ)
- 大概、大多数。