帰元 (きげん)
- 涅槃の世界へ帰ること。
- 亡くなること。
- 『春秋左氏伝・僖公三十三年』「免冑入狄師、死焉。狄人歸其元、面如生(狄人[北方民族]が甲冑なしに攻め込み戦死した。[斬られた]首を戻すと、生きているようであった)」より。cf.生面
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
帰元しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
帰元せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
帰元される |
未然形 + れる
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丁寧 |
帰元します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
帰元した |
連用形 + た
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言い切り |
帰元する |
終止形のみ
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名詞化 |
帰元すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
帰元すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
帰元しろ 帰元せよ |
命令形のみ
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