慟哭

日本語

名詞

慟 哭（どうこく）

1. ひどく悲しみ、声をあげて泣くこと。

語誌

• 「哭」は声を上げて泣く（なお、「泣」は「声を出さずに泣く」）、「慟」は「体を上下に動かし悲しむ」。論語先進篇十一「顏淵死。子哭之慟。從者曰。子慟矣。曰。有慟乎。非夫人之爲慟。而誰爲。」などによると、相当に大げさな表現であったことが分る。

動詞

活用

活用と結合例

慟哭-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
慟哭	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	慟哭しない	未然形 + ない
否定(古風)	慟哭せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	慟哭される	未然形 + れる
丁寧	慟哭します	連用形 + ます
過去・完了・状態	慟哭した	連用形 + た
言い切り	慟哭する	終止形のみ
名詞化	慟哭すること	連体形 + こと
仮定条件	慟哭すれば	仮定形 + ば
命令	慟哭しろ 慟哭せよ	命令形のみ

1. ひどく悲しみ、声を上げて泣く。
   • 熱い涙がつき走るように彼の目から流れ出た。彼はこらえることが出来ないで身を慄わして慟哭した。（相馬泰三『六月』）

翻訳

• 英語: lament ^(en), wail ^(en)

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中国語

動詞

慟哭  (簡): 恸哭 (ピンイン:tòngkū　注音符号:ㄊㄨㄥˋㄎㄨ)

1. 慟哭する

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朝鮮語

名詞

• ハングル表記통곡

1. （日本語に同じ）慟哭