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李下に冠を正さず
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目次
1
日本語
1.1
成句
1.1.1
由来
1.1.2
関連語
2
注釈、出典
日本語
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成句
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李
下
に
冠
を
正
さず
(りかにかんむりをたださず 表記の揺れ:李下に冠を整さず)
(しばしば、「
瓜田に履を納れず
」と
対句
をなして)自分の行動は常に用心深くし、疑われるようなことをしてはならない。
御大切の
身の上
を御存じなれば
何故
夜夜中
(
よるよなか
)
女
一人
の
処
へおいでなされました、
あなた
様
が御
自分
に
疵
(
きず
)
をお付けなさる様なものでございます、
貴方
だッて
男女七歳にして席を同じゅうせず
、瓜田に履を容れず、
李下に冠を正さず
位
の
事
は
弁
(
わきま
)
え
ておりましょう。(
三遊亭圓朝
『
怪談牡丹灯籠
』)
由来
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李
(
すもも
)
の下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与え、瓜畑で脱げた
履
(
くつ
)
を探していると瓜を盗もうとしていると疑われることとなるので疑わしいまねをするものではない、との意から。出典は『
古楽府
・君子行』の「瓜田不納履、李下不正冠(
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず
)」の後句より
[
1
]
。
関連語
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類義語:
李下瓜田
、
瓜田之履
、
李下之冠
注釈、出典
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↑
『君子行』は
西晋
の
陸機
の作。楽府詩集巻第三十二などに収録されている(原文:
中央研究院 漢籍電子文獻
など)。