「落ち度」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
6行目:
[[Category:{{ja}} {{noun}}]]
'''[[落]]ち[[度]]'''([[おちど]])
# [[非難]]されるような[[しくじり]]
#:陛下御覧済みになりますと、引き続いて、午後一時に皇后陛下が御出御で、これもなかなか御念入りで三十分ほども御覧で御座いましたが、この時も'''落ち度'''なく役目を終ったことで御座いました。([[w:高村光雲|高村光雲]]『幕末維新懐古談』)<ref>青空文庫(2007年4月9日作成)(底本:「幕末維新懐古談」岩波文庫、岩波書店、1995年1月17日第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000270/files/47008_26581.html 2018年2月6日参照。</ref>
 
====語源====
[[律令制]]の時代に[[関所破り]]を意味していた「[[越度]](おつど)」に由来するとされる。「越度」は規則を破ることや法を犯すことを指すようにもなり、そこから転じて語義1となった<ref>学研辞典編集部編(2014)『日本語語源辞典』第2版、学研教育出版、19項 ISBN 978-4-05-304064-0</ref>。「落度」という表記が現れるのは[[近世]]以降<ref>小松寿雄・鈴木英夫(2011)『新明解語源辞典』三省堂、175項 ISBN 978-4-385-13990-6</ref>。[[明治]]時代ごろに[[ておち|手落ち]]からの類推で「落度」という表記が一般化したという説がある<ref>増井金典(2010)『日本語源辞典』初版、ミネルヴァ書房、142項 ISBN 978-4-623-05494-7</ref>。
 
===={{rel}}====
14 ⟶ 18行目:
*{{en}}: [[fault]]
 
==脚注==
{{stub|ja}}
<references/>