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8行目:
#(雅語)[[理由]]。
#(雅語)[[手段]]。
#:*知る'''よし'''もない。
#(雅語・文書語)[[伝聞]]した内容。
#:*お元気との'''よし'''伺い、なによりです。
 
==={{noun}}:葦===
78行目:
'''よし'''【[[良]]し】
#[[よい]]こと。
#:*来てよし見てよし。飲むもよし、食べるもよし。
#:*よしあし。
=== 副詞 ===
[[Category:{{ja}}_副詞]]
'''よし'''【[[縦]]】
#[[たとえ]]、[[かりに]]、[[よしんば]]。
#:*[[英国人]]のかいた[[山水]]に明るいものは一つもない。明るい画が嫌(きらい)なのかも知れぬが、'''よし'''好きであっても、あの[[空気]]では、どうする事も出来ない。(夏目漱石『草枕』)
 
===感動詞===
90行目:
'''よし'''【[[良]]し】
#(物事の[[首尾]]がよいことを表わす)[[よろしい]]、[[オーケー]]。いいぞ。
#:*よし、できた。
#[[決意]]を表す。
#:*よし、やるぞ。
#[[了解]]を表す。
#:*よし、分かった。
#(多くの場合、繰り返して)ほめたり慰めたりあやしたりするのに用いる。
#:*「黒じゃないの。よしよし」/お高は頭を撫でてやった。黒はクンクン、鼻をならして、その手を舐めまわした。(矢田津世子 『凍雲』)
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106行目:
#理由
#手段
#:*名にしおはば あふさか山の さねかづら 人にしられで くる'''よし'''[[もがな]]([[w:小倉百人一首|小倉百人一首]]・三条右大臣[[w:藤原定方|藤原定方]])
#:*:その名にふさわしいのというのならば、「逢坂山のさねかづら」よ、蔓を手繰り寄せるように、知れずあの思う人の元へ辿り着く方法があればよいのに。
=== 形容詞 ===
[[Category:{{jpn}}_古語_形容詞]]
116行目:
'''よし'''【[[縦]]】
#[[不満]]ではあるが、[[しかたない|仕方なく]]。
#:*人皆は萩を秋といふ'''縦'''吾れはを花がうれを秋とはいはむ(万葉集)
#:*心をし君にまたすと思へれば'''縦'''この頃は戀ひつつあらむ(万葉集)
#:*萩の露玉にぬかんと取ればけぬ'''よし'''見ん人は枝ながら見よ(古今集)
#たとえ、かりに、万一。
#:*人は'''縦'''思ひやむとも[[たまかづら|玉かづら]]かげに見えつつ忘らえぬかも(万葉集 [[w:倭太后|倭太后]])
#:*[[みさご]]居る[[ありそ]]に生ふる[[なのりそ]]の'''よし'''名は[[のる#古典{{ja}}|のら]]じ親は知るとも(万葉集)
#:*'''よし'''こと時は知らず今宵は詠め([[w:清少納言|清少納言]]『[[w:枕草子|枕草子]]』)
===={{drv}}====
*[[よしや]]