「閑話休題」の版間の差分

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'''[[閑]][[話]][[休]][[題]]'''(かんわきゅうだい)
#(接続詞的用法、名詞や副詞、形容詞的用法はまれ)話を本筋にもどすこと。
#:*「それはさておき」とか「よだんをもどして」と[[ふりがな]]を振ることもある。
#:*何故、日本の美術界に[[批評]]の厳正が失はれるかといふ不思議を解くことなども、[[時節]]柄、急を要することであらう、[[閑話休題]]。ただ私は美術界の七不思議の一つに、一人の人物を加へたいのである、それは奥村土牛氏である。([[小熊秀雄]]『小熊秀雄全集-19- 美術論・画論』)
#:*[[話の腰を折る]]ことになるが、――尤、腰が折れて困るといふ程の大した此話でもないが――昔の[[戯作]]者の「'''閑話休題'''」でかたづけて行つた部分は、いつも本題よりも重要[[焦点]]になつてゐる傾きがあつた様に、此なども、どちらがどちらだか訣らぬ焦点を逸したものである。([[w:折口信夫|折口信夫]]『鏡花との一夕』)