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#(きんぎょく)
##[[黄金]]と[[宝玉]]<ref name="dainihon1_1219">{{書誌・大日本国語辞典|1|1219|622}}</ref>。
##:*儒有不宝'''金玉'''、而忠信以為宝。(『{{w|礼記}}』)儒行第四十一
##:*:儒には、'''金玉'''を[[たから|宝]]とせず、[[忠信]]以て宝と[[なす|為す]]有り。
##:*::[[儒者]]は、[[金]]や[[玉]]を宝としない。[[真心]]と[[誠実]]さを宝とするのである。
##:*大きなる[[くるま|車]]、[[こゆ|肥え]]たる[[うま|馬]]、'''金玉'''の[[かざり|飾り]]も[[こころ|心]]あらむ[[ひと|人]]は[[うたて]][[おろか|愚か]]なりとぞ[[みる|見る]][[べし|べき]]。({{w|吉田兼好}}『{{w|徒然草}}』第38段)
##:*:大きな[[牛車]]やよく肥えた馬、[[宝飾品]]も、心ある人には実に[[ばかげる|馬鹿げ]]たものに見えるに違いない。
##:*[[やがて]][[いけ|池]]の[[そこ|底]][[から]]'''金玉'''[[燦然]]たる[[王冠]]を[[つりあげる|釣上げ]]て[[にこにこ|ニコニコ]]していると、その{{ふりがな|背後|うしろ}}の夕暗<sup>([[ゆうやみ]])</sup>に[[のっそり|ノッソリ]]と[[たちよる|立寄っ]]た[[もの|者]]が[[ある|在る]]。({{w|夢野久作}}『[http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2132_21892.html 書けない探偵小説]』)
##[[きわめて|極めて]][[貴重]]なもの、[[称美]]すべき[[もの|物]]<ref name="dainihon1_1219"/>。
##:*毋金玉爾音、而有遐心。(『{{w|詩経}}』小雅)
##:*:{{おくりがな2|爾|そ|の|その}}音を'''金玉'''として{{ふりがな|遐心|かしん}}あること{{おくりがな2|毋|なか|れ|なかれ}}。
##:*::その[[ことば|言葉]]を大切に噛み締め、間違っても[[現実]]から[[逃避]]しようなどと考えてはならない。
##:*「[[よく]][[もうす|申し]]た。[[まこと]]に'''金玉'''の[[論]]である。[[この]][[機]]を{{スル|逸|し}}てはなる[[まい]]」({{w|吉川英治}}『[http://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52415_51066.html 三国志]』赤壁の巻)
#(きんたま)
##[[金色]]の[[球体]]<ref name="dainihon1_1232">{{書誌・大日本国語辞典|1|1232|629}}</ref>。