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'''[[関]] [[係]]'''([[かんけい]])
# (サ変)ある[[ものごと|物事]]が[[別]]の物事に[[つながる|繋がっ]]ていること。[[かかわり|関わり]]があること。[[関連]]すること。
# 物事の[[つながり|繋がり]]や関わり。その様態。
#* 対人相関関係。家族[[補色]]の関係。
# (サ変)[[くわわる]]こと。[[関与]]すること。
#* 住所が分らなくなったばかりでなく、年賀状も来なくなりましたので、どうしたのかと思っておりますと、この頃の人の噂に、その青年は深刻な左傾運動に関係して外国に放逐されたとの事で私は余りの事に茫然となった事でした。(夢野久作『能とは何か』)
# (サ変)[[影響]]すること。[[波及]]すること。
#* 少しの過ちがあっても許さない、すぐ命に関係してくる。そうでしょう、昔の人は何ぞと云うと腹を切って申訳をしたのは諸君も御承知である。(夏目漱石『文芸と道徳』)
# 物事の[[つながり|繋がり理由]]や関わり。関連する[[原因]]となることがら]]や[[事情つながり]]。[[方面]]。[[領域事情]]
#* 第二艦隊を率いて、ロシアのウラジオ艦隊と対抗したが、速力と濃霧の関係で、なかなか捕まえられず、逆に常陸丸を撃沈されたりして、留守宅に石を投げこまれた、あの上村提督である。(野村胡堂『胡堂百話』)
# [[ひと|人]]と人との繋がり方。[[あいだがら|間柄]]。[[仲]]。
#* その頃、私は目白に住んでいた。女房が、日本女子大学に勤めていた関係で、あの高台にいたのだが、近くに役人の家があった。(野村胡堂『胡堂百話』)
#* 対人関係。家族関係。
# [[ひと|人]]と人、また[[集団]]集団の繋がり方。[[あいだがら|間柄]]。[[仲]]。
#* 対人関係。家族関係。国際関係。
# 関連する[[ことがら]]や人など。[[方面]]。[[領域]]。
#* 一体、私のところへ来る手紙は、本名と、胡堂と、あらえびすと、三種類ある。長一と書いてくるのは、キリスト教関係か、銭形平次など読みそうもない人たちである。胡堂は最も普通で、全体の九〇パーセント。あらえびすは、音楽とレコードの関係で、八パーセントくらいだろう。(野村胡堂『胡堂百話』)
# (サ変)[[性的]]な[[まじわり|交わり]]。
# (数学)[[集合]]について、それらの[[直積]]の部分集合。