「うまれつき」の版間の差分

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#[[うまれる|生まれた]]時点。
#*わたしは世間から嫌われています、世間の人からいい笑い物にされています、それは、わたしが生れつきから、そんなであったんじゃありません、継母(おっか)さんが悪いんです、(中里介山『大菩薩峠 小名路の巻』)
#生まれた時から[[そなわる|備わって]]いること。[[生得的]]なこと。またそのような[[能力]]や[[性質]]
#*ついでだから余計なことを言うが、味が分らないということは名誉でも不名誉でもない。生まれつきであってみれば、鼻が高いとか低いとかいうことと同じ、別に恥ずかしいことでもない。(北大路魯山人『道は次第に狭し』)
#生まれた時から備わっている[[能力]]や[[性質]]。
#*その上早く女親に別れましたせゐか、思ひやりの深い、年よりはませた、悧巧な生れつきで、年の若いのにも似ず、何かとよく氣がつくものでございますから、御臺樣を始め外の女房たちにも、可愛がられて居たやうでございます。(芥川龍之介『地獄變』)
 
==={{adverb}}===
{{infl|jpn|副詞}}【生(ま)れ付き】