「売り言葉に買い言葉」の版間の差分

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簡単な定義
 
教訓的意味はこの句自体には含まれていないと思われるので、諺というよりは慣用句と判断した
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{{DEFAULTSORT:うりことはにかいことは}}
== {{jpn}} ==
[[Category:{{jpn}}]]
=== ことわざ慣用句 ===
[[Category:ことわざ日本語_慣用句]]
 
'''[[売り言葉]]に[[買い言葉]]'''(うりことばにかいことば
# [[相手]]の[[暴言]]に対して、それ[[相応]]の[[調子]]や同じような暴言で[[言葉]]を[[返す]]こと。
#*「よし、では武力にかけても取返してお見せ申すぞ」と威嚇を試みれば、'''売り言葉に買い言葉'''、「おお弓矢にかけても渡すことは成り申さん」と松平家でもまた断乎として最後の使者を突ッ刎ねた。(吉川英治「剣難女難」)〔1925年〕<ref>青空文庫(2016年9月9日作成)(底本:「剣難女難」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2009年12月1日第20刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/56151_60109.html 2019年3月2日参照。</ref>
#*双方が次第に云い募って、角兵衛が『貴様も小屋の代人で出て来たからは、どうして俺たちの顔を立てるか、その覚悟はあるだろう』と云うと、岩蔵の方でも『知れたことだ、おれの首でもやる』と'''売り言葉に買い言葉'''、根が乱暴な連中だから堪まりません。(岡本綺堂「半七捕物帳」)〔1935年〕<ref>青空文庫(1999年4月24日公開、2004年3月1日修正)(底本:「時代推理小説 半七捕物帳(五)」光文社文庫、光文社、1986年10月20日初版1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1019_15031.html 2019年3月2日参照。</ref>
 
==註==
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<references/>