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山吹色の英語に、golden yellowだけが対応する根拠は、もしbright yellowだと、一般にレモン色っぽい黄色が出てきて、山吹色に近くない色になってしまい、色として正しく当てはまらなかったからです。わかってぇ!お願い!
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{{Commons|User:Yapparina}}
2016-08-07T07:25:27から活動開始
 
==「山吹色の英語翻訳」について==
 
山吹色の英語は、golden yellowが正しいです。bright yellowではありません。なぜなら、画像検索でbright yellowを調べてみたら、黄色に全く赤みがかっていない色が出てきました。bright yellowの定義は、「bright=鮮明=これだと赤みの方に片寄った黄色を表す修飾語が全く存在しない」を示すので、bright yellowは、定義的に黄色に全く赤みがかっていないので、一般にレモン色っぽい黄色と混同され、黄色と区別が全く付かず、山吹色に近くない色になってしまい、精確さを欠く恐れがあり、相当おかしいです。山吹色とは、「1.橙色と黄色の中間色(=黄橙)。少し赤みがかった黄色。黄金色に見える黄色。2.鬱金色(うこんいろ)。」のことです。絵の具・ねん土に山吹色が無いときは、黄色と橙色を混ぜて作った色です(黄色+橙色=山吹色)。「黄橙(きだいだい)」という色名についてですが、意味は、黄みを帯びた橙色(つまり山吹色と同じ色)のことです。しかし、いろんな辞書(すべての国語辞典・和英辞典)や色名一覧、JIS慣用色名を調べてみても「黄橙」という色名は一切ヒットしません。
 
(注):濃い黄色と書くと、黄色から明度をわずかに下げた色と混同されてしまう気がします。濃い=明度に関する修飾語が多いため、「濃い黄色」という表現はたぶんおかしいと思うので使用しないほうがよいと思います。
 
golden yellowの定義は、goldは、色相では少し赤みがかった黄色に当たるので、golden yellowも必ず赤みの方に片寄った黄色になるからです。画像検索でgolden yellowを調べたら、橙色と黄色の中間色(山吹色と同じ色)になっていました。ちなみに「JIS慣用色名」では、山吹色は10YR(0Y) 7.5/13(鮮やかな赤みの黄=vv-rY)。赤みの黄とは、「黄色が多く、赤が少ない」という意味で、橙色と黄色の中間ぐらいの色相のことです。マンセル表色系では7YR~2Y未満。ゴールデンイエロー(golden yellow)は7.5YR 7/10(強い赤みの黄=st-rY)(色相では山吹色よりやや橙寄りで、黄色との区別が更にはっきりしている。和名の山吹色に近い。それに、マンセル表色系の色相が7.5YRなので、赤みの黄の範囲内である)となっています。ですのでこれ全体がわかれば、山吹色の英語は、golden yellowが正しい回答で、bright yellowでは大間違いだと思います。
 
でも、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語が、ほとんどbright yellowになってて、golden yellowがあまりヒットしないため、明らかにおかしいように見えます。同じように、全ての和英辞典でも、山吹色の英語は、bright yellowが中心に使われているのが多いのです。
 
書籍の和英辞典では、山吹色の英語は、以下の通りになります。
「ライトハウス和英辞典」「スーパーアンカー和英辞典」「ルミナス和英辞典」では、「bright yellow,gold」。
「デイリーコンサイス和英辞典」「フェイバリット和英辞典」「アドバンストフェイバリット和英辞典」「パーソナル和英辞典」「ウィズダム和英辞典」「サンライズクエスト和英辞典」「エクシード和英辞典」では、「bright yellow」のみ。
「プログレッシブ和英中辞典」「ジーニアス和英辞典 第3版」「ラーナーズプログレッシブ和英辞典」「新クラウン和英辞典」「新和英大辞典」「新和英中辞典」「旺文社和英中辞典」「ニュープロシード和英辞典」では、bright[golden]yellow。
「オーレックス和英辞典」では、「golden yellow」のみ。
「bright[golden]yellow」とは、「bright yellow」と「golden yellow」の2種類を略した書き方のことです。
 
ここで初めて出てきたのは「gold」で、goldだけだと、山吹色に金属光沢を合わせた色で、yellow がついていないので、反射によって色の鮮やかさが異なり、マンセル表色系では表現できず、山吹色やゴールデンイエローと比較すると少しでもくすんだ色(=黄土色に近い色)になってしまいます。
 
インターネットの内蔵和英辞書では、山吹色の英語は、以下の通りになります。
「Weblio和英辞典」では、「golden yellow,bright yellow」。ネーミング辞典では「bright yellow,golden yellow,marigold」。「実用・現代用語和英辞典(なおす前)」では「bright yellow」のみ。「英辞郎 on the WEB」では、「bright yellow」と「gold」。「WEBSARU和英辞書」「bab.la辞書」「Linguee辞書」では「bright golden yellow」。「Wordreference和英辞書」には未対応。
 
ここでもう1つ出てきたのは「bright golden yellow」で、意味は、「bright[golden]yellow」とは異なり、単にgolden yellowにbrightを付けたという意味で、色的にはgolden yellowと同様、これも山吹色に当てはまりますが、長すぎて分かりにくくなり、ヒットがあまりない気がします。また、「bright golden yellow」は、書籍の和英辞典には全くヒットしませんでした。golden yellowにすると、分かりやすくなり、書籍の和英辞典や画像検索、色名一覧やJIS慣用色名、一部の英和辞典などにもヒットします。golden yellowは一部の英和辞典にもあり、例として、リーダーズ英和辞典にgolden yellowの見出しがあり、その日本語訳は「明るい黄色,鮮黄色;黄橙色,やまぶき色」という表記を致しております。
 
翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語は、以下の通りになります。
「Google翻訳」では、yamabuki color(ウェブ検索からの場合は『bright yellow』)。
「Weblio翻訳」では、bright golden yellow。
「Bing[Word]翻訳」「Excite翻訳」「フレッシュアイ翻訳」「Naver/Papago翻訳」ではbright yellow(ただし、Naver/Papago翻訳では文章にするとgolden yellowになる場合もある)。
Baidu翻訳(このサイトのみ他の表記に切替可)では、golden yellow,bright yellow,bright golden yellow、yellowの4種類。
 
また、色鉛筆・クーピー・絵の具では、山吹色の英語は「chrome yellow」です。JIS慣用色名では3Y 8/12(明るい黄=lt-Y)で、3Y=赤みの黄の範囲から外れていて、山吹色よりは黄色に近い色をしています(マンセル表色系における黄は2Y〜6Y未満)。chrome yellowは、日本語では「黄鉛」。それにchrome yellowは本物だと耐候性が悪く、変色しやすいので今は使われなくなったため、当てはまらない気がします。
 
色見本をまとめてみますと、こうなります。
*山吹色…<span style="color:#FFBF00">●</span>
 
*bright yellow…<span style="color:#FFF80B">●</span>
 
*golden yellow(画像検索の場合)…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*golden yellow(JIS慣用色名)…<span style="color:#F6AE54">●</span>
 
*bright golden yellow…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*chrome yellow…<span style="color:#FFD200">●</span>
 
*黄色…<span style="color:#FFEA00">●</span>
 
*黄橙…<span style="color:#FFB500">●</span>
 
前に述べたように、書籍の和英辞典では、山吹色の英語は「bright yellowのみ」か「bright[golden]yellow」か「bright yellow,gold」が多く、「golden yellowのみ」になっているものは1件しかなく、言い換えると、bright yellowが中心に使われているのが多かったです。同じように、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語はほとんどが「bright yellow」で、「golden yellow」があまりヒットしないため、「山吹色」という表記は曖昧さ回避ができず、混乱の原因になるかと思います。できれば、どうかすべての辞書や翻訳サイト[翻訳アプリ]、色鉛筆、クーピー、絵の具などで、山吹色の英語をgolden yellowに直して(他の言語も同様)、bright yellowを廃止していただけませんか? もしなおりにくいようであれば、橙色と黄色の中間色名は、あえて山吹色とはいわずに「ゴールデンイエロー」か「黄橙色」か「鬱金色(うこんいろ)」でしか呼びようがない気がします。言い換えると、正しくは、この色はあくまで山吹色ではなく「ゴールデンイエロー(旧・山吹色)」であり、山吹色がなくなってしまうのです。山吹色はもう「JIS慣用色名」ではありません(意味:JIS慣用色名では、今までは全269色だったけれど、山吹色が廃止されることにより色名が1つ減って、全268色になってしまうのです)。わかって下さい。