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::(取り下げ)Kanjyさんがご指摘の通り、依頼の方法が不適切でした。ご迷惑をおかけしました。 --[[利用者:Naggy Nagumo|Naggy Nagumo]] ([[利用者・トーク:Naggy Nagumo|トーク]]) 2018年8月3日 (金) 14:12 (UTC)
 
==「山吹色の英語翻訳」について==
 
山吹色の英語は、golden yellowが正しい回答で、bright yellowでは間違えです。なぜなら、画像検索でbright yellowを調べてみたら、純粋な黄色が出てきました。bright yellowの定義は、「bright=鮮明、明るい=これだと赤みの方に片寄った黄色を表す修飾語が全く存在しない」を示すので、bright yellowは、明るい黄色=定義的に黄色に全く赤みがかっていないので、一般にレモン色みたいな黄色になり、黄色と区別が全く付かず、山吹色に近くない色になってしまい、英語の色に全然マッチしませんでした。つまり、bright yellowは、黄色系統の中で、レモン色と混同されるかと思い、相当おかしいです。山吹色とは「橙色と黄色の中間色(=黄橙)。やや赤みがかった黄色。黄金色に見える黄色。」のことです。絵の具・ねん土に山吹色が無いときは、黄色と橙色を混ぜた色です(黄色+橙色=山吹色)。
 
「黄橙(きだいだい)」という色名についてですが、意味は、黄みを帯びた橙色(つまり、山吹色と同じ色)のことです。しかし、いろんな辞書(すべての国語辞典・和英辞典)や色名一覧、JIS慣用色名を調べてみても「黄橙」という色名は一切ヒットしません。
 
(注):濃い黄色と書くと、黄色から明度をわずかに下げた色と混同されてしまう気がします。濃い=明度に関する修飾語が多いため、「濃い黄色」という表現はたぶんおかしいと思うので使用しないほうがよいと思います。
 
golden yellowの定義は、goldは、色相ではやや赤みがかった黄色に当たるので、golden yellowも必ず赤みの方に片寄った黄色になるからです。画像検索でgolden yellowを調べたら、橙色と黄色の中間色(山吹色と同じ色)になっていました。ちなみに「JIS慣用色名」では、山吹色は10YR(0Y) 7.5/13(鮮やかな赤みの黄=vv-rY)。赤みの黄とは、「黄色が多く、赤が少ない」という意味で、橙色と黄色の中間ぐらいの色相のことです。マンセル表色系では7YR~2Y未満。ゴールデンイエロー(golden yellow)は7.5YR 7/10(強い赤みの黄=st-rY)(色相では山吹色よりやや橙寄りで、黄色との区別が更にはっきりしている。山吹色に近い)となっています。ですのでこれ全体がわかれば、山吹色の英語は、golden yellowが正しい回答で、bright yellowでは大間違いだと思います。
 
でも、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語が、ほとんどbright yellowになってて、golden yellowがあまりヒットしません。同じように、全ての和英辞典でも、山吹色の英語は、bright yellowが中心に使われているのが圧倒的に多く、bright yellowだらけであり、golden yellowが少ししかヒットしないので、全体的には明らかに異常があるように見えます。
 
書籍の和英辞典では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「ライトハウス和英辞典」「スーパーアンカー和英辞典」「ルミナス和英辞典」では、「bright yellow,gold」。
「デイリーコンサイス和英辞典」「フェイバリット和英辞典」「アドバンストフェイバリット和英辞典」「パーソナル和英辞典」「ウィズダム和英辞典」「サンライズクエスト和英辞典」「エクシード和英辞典」「カラーパックス和英辞典」では、「bright yellow」のみ。
「プログレッシブ和英中辞典」「ジーニアス和英辞典 第3版」「ラーナーズプログレッシブ和英辞典」「新クラウン和英辞典」「新和英大辞典」「新和英中辞典」「旺文社和英中辞典」「ニュープロシード和英辞典」では、bright[golden]yellow。
「オーレックス和英辞典」では、「golden yellow」のみ。
「bright[golden]yellow」とは、「bright yellow」と「golden yellow」の2種類を略した書き方のことです。
 
ここで初めて出てきたのは「gold」で、goldだけだと、山吹色に金属光沢を合わせた色で、yellow が付いていないので、反射によって色の鮮やかさが異なり、マンセル表色系では表現できず、山吹色やゴールデンイエローと比較すると少しでもくすんだ色(=黄土色に近い色)になってしまいます。
 
インターネットの内蔵和英辞典では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「Weblio辞書」では、「golden yellow,bright yellow」。ネーミング辞典では「bright yellow,golden yellow,marigold」。「実用・現代用語和英辞典(なおす前)」では「bright yellow」のみ。「英辞郎 on the WEB」では、「bright yellow」と「gold」。「WEBSARU和英辞書」「bab.la辞書」「Linguee辞書」では「bright golden yellow」。「Wordreference和英辞書」には未対応。
 
ここでもう1つ出てきたのは「bright golden yellow」で、意味は、「bright[golden]yellow」とは異なり、単にgolden yellowにbrightを付けたという意味で、golden yellowと同様、これも山吹色に当てはまりますが、長すぎて分かりにくくなり、ヒットがあまりない気がします。また、「bright golden yellow」は、書籍の和英辞典には全くヒットしませんでした。golden yellowにすると、分かりやすくなり、書籍の和英辞典や画像検索、色名一覧やJIS慣用色名、一部の英和辞典などにもヒットします。golden yellowは一部の英和辞典にもあり、例として、リーダーズ英和辞典にgolden yellowの日本語訳があり、「明るい黄色,鮮黄色;黄橙色,やまぶき色」と書かれてあります。
 
翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語は、以下の通りです。
「Weblio[Infoseekマルチ]翻訳」では、bright golden yellow。
「Google翻訳」では、yamabuki color(ウェブ検索からの場合は『bright yellow』)。
「Bing[Word]翻訳」「Excite翻訳」「フレッシュアイ翻訳」「Naver/Papago翻訳」「みらい翻訳」ではbright yellow(ただし、「Naver/Papago翻訳」や「みらい翻訳」では文章にするとgolden yellowになる場合もある。つまり、「bright[golden]yellow」と同じ)。
Baidu翻訳では、golden yellow,bright yellow,bright golden yellow、yellowの4種類に切替可。
 
また、色鉛筆・クーピー・絵の具では、山吹色の英語は「chrome yellow」です。JIS慣用色名では3Y 8/12(明るい黄=lt-Y)で、3Y=赤みの黄の範囲から外れていて、山吹色よりは黄色に近い色をしています(マンセル表色系における黄は2Y〜6Y未満)。chrome yellowは、日本語では「黄鉛」。それにchrome yellowは本物だと耐候性が悪く、変色しやすいので今は使われなくなったため、当てはまらない気がします。
 
色見本をまとめてみますと、こうなります。
*山吹色…<span style="color:#FFBF00">●</span>
 
*bright yellow…<span style="color:#FFF80B">●</span>
 
*golden yellow(画像検索の場合)…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*golden yellow(JIS慣用色名)…<span style="color:#F6AE54">●</span>
 
*bright golden yellow…<span style="color:#F8B500">●</span>
 
*chrome yellow…<span style="color:#FFD200">●</span>
 
*黄色…<span style="color:#FFEA00">●</span>
 
*黄橙…<span style="color:#FFB500">●</span>
 
前に述べたように、書籍の和英辞典全体では、山吹色の英語は、多くの場合、一位は「bright yellowのみ」、二位は「bright[golden]yellow」、三位は「bright yellow,gold」で、「golden yellowのみ」になっているものは1件しかなく、言い換えると、bright yellowが中心に使われているのが圧倒的に多かったです。同じように、全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]では、山吹色の英語はほとんどが「bright yellow」で、「golden yellow」があまりヒットしないため、golden yellowは山吹色の英語に通じにくい気がします。ですので「山吹色」という解釈は曖昧さ回避ができず、なんとなく混乱してしまうかと思います。
 
もしできれば、全ての和英辞典や全ての翻訳サイト[翻訳アプリ]、色鉛筆、クーピー、絵の具などで、山吹色の英語をgolden yellowに訂正し(他の言語も同様)、bright yellowを廃止し、「山吹色は英語ではgolden yellow」ということがわかる本や参考書を増やしたりしていただけませんか?(もし訂正しきれないなら、誤解を無くすには、やや赤みがかった黄色の色名は山吹色とはいわずにゴールデンイエローという呼び方でなければならない気がします。言い換えると、この色は正しくは、山吹色ではなく「ゴールデンイエロー(旧・山吹色)」だと思います。更には山吹色が国語辞典や和英辞典、JIS慣用色名などから消えてしまいます。わかって下さい。)