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#【'''止める'''、'''已める'''】{{おくりがな2|完|まっと|う|まっとう}}せずに{{おくりがな2|終|お|える|おえる}}。それまでしていたことをしなくなる。
#* これ以上書くと[[いよいよ|イヨイヨ]]笑われそうだから'''やめる'''。([[w:夢野久作|夢野久作]]『探偵小説漫想』)
#【'''止める'''、'''已める'''】[[予定]]や[[計画]]などを[[実施]]しないことにする。[[中止]]する。[[撤回]]する。[[あきらめる]]。
#【'''止める'''、'''已める'''】しないでいる。[[ひかえる]]。[[よす]]。
#* 「(略)来ないと力ずくでもひっぱりだしかねないんだから」/「では、わたくしもお供しましょうか」/「まあ、'''やめ'''とけ。(略)」([[w:久生十蘭|久生十蘭]]『黄泉から』)
#【'''止める'''、'''已める'''】(主に命令や依頼の形で)(お世辞や冗談、悪口などを)言うのをとめる。
#* 「口笛、武田でねえかな。――曲るど。見つけられたら、良え模範青年だからな。」そして大きな声で笑った。/「もう、模範青年、模範青年ッての'''やめ'''てよ。」節は悲しい声を出した。([[w:小林多喜二|小林多喜二]]『不在地主』)
#【'''辞める、罷める'''】[[職]]や[[任務]]から{{おくりがな2|去|さ|る|さる}}。
#* 「堂島さんが[[社]]を'''辞め'''たってね」「ああそうか、[[道理]]で今日来なかったんだな。[[まえまえ|前々]]から'''辞める'''辞めると言ってたよ」([[w:岡本かの子|岡本かの子]]『越年』)