「はじめる」の版間の差分

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[[Category:{{jpn}} {{verb}}]]
'''はじめる'''【[[始]]める、[[創]]める、<small>(稀・古)</small>[[初]]める】
#新たに物事を行うようにする、又は、それまでと[[状況]]を異なるようにする。[[開始]]する。
#[[事業]]などを新たに起こす。[[創始]]する。
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{{日本語下一段活用|はじ|める}}
 
===={{usage}}====
#「初める」表記も以下のように用例があるが、近年では「始める」表記が優勢・一般化している。
#*1923年, 芥川龍之介「白」<ref>青空文庫(1999年3月1日公開、2012年3月22日修正)(底本:「芥川龍之介全集5」ちくま文庫、筑摩書房、1995(平成7)年4月10日第6刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/149_15204.html 2020年6月27日参照。</ref>
#*:すると午後四時半ごろ右の狼は十字町に現れ、一匹の黒犬と噛み合いを'''初め'''た。黒犬は悪戦頗る努め、ついに敵を噛み伏せるに至った。
#*1923年, 豊島与志雄「神棚」<ref>青空文庫(2007年8月16日作成)(底本:「豊島与志雄著作集 第二巻(小説2)」未来社、1965(昭和40)年12月15日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42416_27967.html 2020年7月24日参照。</ref>
#*:或る印刷所を買い取ってすぐに仕事を'''初める'''ことになっていた。所がいつまで待っても会社は出来上らなかった。
#「創める」表記はもっぱら語義2で使われる。
#*1934年, 山本実彦「十五年」<ref>青空文庫(2009年4月18日作成)(底本:「出版人の遺文 改造社 山本実彦」栗田書店、1969年2月11日第2刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001368/files/49437_34957.html 2020年7月24日参照。</ref>
#*:『改造』を'''創め'''てからこの四月で満十五年だ。あれもこれも考えればまるで夢のようだ。
#*1949年, 上村松園「わが母を語る」<ref>青空文庫(2009年6月11日作成)(底本:「青帛の仙女」同朋舎出版、1996(平成8)年4月5日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000355/files/49723_35372.html 2020年7月24日参照。</ref>
#*:父は四条御幸町に店を構え、茶舗を'''創め'''たばかりのところでした。
 
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==註==
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