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{{DEFAULTSORT:おいて}}
 
=={{jpn}}==
[[Category:{{jpn}}]]
 
==={{noun}}:う人===
[[Category:{{jpn}}_{{noun}}]]
[[Category:{{jpn}}_人]]
'''おいて'''【[[追]]い[[手]]】
# [['''|'''【[[追手]]の別称、[[追]]い[[手]]】
# 「[[にげる|逃げる]][[もの#名詞:者|者]]([[敵]]や[[犯人]])を[[とらえる|捕らえ]]([[きりすてる|切り捨て]])[[よう#助動詞1|よう]]と[[する#動詞:為る|して]]、[[おいかける|追い掛ける]][[ひと#名詞|人]]」を[[意味]][[する#動詞:為る|する]]「[[追手]]([[おって]]、おいて、[[おうて]])」の[[別称]]。
==={{noun}}:気象===
::* [[用例]]:「一万二千[[余]][[騎]]、梨間の宿の[[はずれ|はづれ]][[より#助詞|より]]、市野辺山の[[ふもと|麓]]を[[まわる|回て]]、追手へ[[むかう|向ふ]]」〔『太平記{{wp|太平記}}』巻第3〕
::* 用例:「追手が[[かかる]]」
 
==={{noun}}:気象:追う風===
[[Category:{{jpn}}_風]]
'''おいて'''【[[追風]]】
# 追風/追い風([[おいかぜ|追い風]]の別称。
::* 用例:「追風に[[帆]]を[[あげる|上げる]]」
 
==={{adverb}}:措いて===
[[Category:{{jpn}}_{{adverb}}]]
'''おいて'''【[[]]い[[手]]
: 【[[連語]]】[[動詞]]「[[おく]](措く)」の[[連用形]]に[[接続助詞]]「[[て#助詞|て]]」の[[つく#動詞・付く|付いた]]「おきて<!--※リンク先に該当する記述がありません。-->」の[[音変化]]。「…[[をおいて]]」の[[かたち|形]]で、[[おおい|多く]]は[[した|下]]に[[うちけし|打ち消し]]の語を[[ともなう|伴う]]。
# 「…を除いて」「…以外に」の意。
::* 用例:「[[きみ#代名詞|君]][[をおいて|を措いて]][[ほか]]に[[ひと#名詞|人]]は[[ない#形容詞|ない]]」
 
==={{adverb}}:於て===
[[Category:{{jpn}}_{{adverb}}]]
: 【連語】動詞「おく(置く)」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化。「…[[において]]」の形で用いる。
'''おいて'''【[[於]]て、於いて、おいて】
: 1. [[場所]]を[[しめす|示す]]。「…[[で#助詞|で]]」「…[[にて]]」の意。
::* 用例:「[[東京]][[において|に於て]][[大会]]を[[挙行]]する」
: 2. [[時間]]を示す。「…の[[とき#名詞:時|とき]]に」の意。
::* 用例:「[[過去]]に於て[[そう#副詞|そう]]であった」
: 3. [[ある#連体詞|ある]][[場合]]や[[事象]]との[[かかわる|関わり]]を示す。「…に[[関する|関して]]」「…に[[ついて]]」「…に[[ある#動詞|あって]]」[[など#助詞|など]]の意。
::* 用例:「[[技術]]に於て[[おとる|劣る]]」
: 4. [[係助詞]]「[[は#助詞|は]]」を[[ともなう|伴って]]、[[仮定]][[条件]]を[[あらわす|表す]]。「…の場合には」の意。
::* 用例:「[[還幸]]{{wp|還御}}[[なし#形容詞|なから]][[ん#助動詞|ん]]に於ては」〔『平家物語{{wp|平家物語}}』巻第10〕