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#[[等級]]や[[品質]]が{{ふりがな|上|うえ}}であること。
#*[[足軽]]は[[左右]]に[[二人]]ずつ、六尺棒をもって、{{おくりがな2||いまし|めて|いましめる}}いる。真岡[[木綿]]の[[紋付]]に裁付袴(たつつけばかま)。足軽でも'''上等'''の方だ。(直木三十五『相馬の仇討』)
#*生きたいい[[だし]]を作るには、[[どうしても]]'''上等'''の[[よく]]切れる鉋を持たねばならない。(北大路魯山人『だしの取り方』)
#[[状況]]を[[考慮]]すれば[[不満]]のないこと。できが[[よい|良い]]こと。
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#* その翌る日、人目にたゝぬやうに、嘉吉は通りすがりの年寄りの屑屋を呼び、[[台所]][[道具]]から[[寝具]]に至るまで[[二束三文]]に売り払つてしまつた。(中略)屑屋が、幾度も足を運んで、細々した荷物を運んで行くと、二人は、がらんとした奥の居間で顔を視合はせて呆んやり笑つた。(中略)/「これだけ買つてけば'''上等'''の方さ‥‥」(林芙美子『朝夕』)
#([[俗語]])[[不満]]はあるが敢えて[[うけいれる|受け容れる]]こと。そうなっても構わないと考えること。
#* [[喧嘩]]'''上等'''。/ [[三流]]呼ばわりで'''上等'''だ。/ 二部落ち国交断絶?'''上等'''だよ。
#* [[満期]]'''上等'''([[受刑者]]が[[仮釈放]]をあきらめ満期釈放でかまわないとする[[態度]])<ref>[http://www.jca-library.jp/resource/kiyou/PDFfile/14-01.pdf 無期受刑者に関する研究(その2)〜担当職員に対する調査から〜] p.13,注2</ref>。
#(俗語)[[横柄]]で[[挑発]]的に感じられること。{{ふりがな|生意気|なまいき}}。
#* '''上等'''じゃねえか、この[[野郎]]。/ '''上等'''な口を利きやがる。/ [[警察]]'''上等'''。