「付録:ビルマ語の発音表記」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ビルマ語には実際は長音で発音される要素が多いにもかかわらず加藤昌彦氏が用いたIPAも英語版ユーザーが使い始めたと思われるIPAも長音の要素が反映されていないという特徴がある。随所で用いられているビルマ語IPAを見て初見でこうした要素に気付くのはほぼ不可能であると思われる為、少々独自研究のきらいもあるが読者がビルマ語の長音に関して理解できる様になる工夫がここで必要になると考える。
カテゴリ追加。
2行目:
 
加藤 (2004) などによるIPAでは表記されない傾向があるが、実際には弱化して曖昧母音 {{IPAchar|/[[ə]]/}} となった音節・[[鼻音]] /N/ で終わる音節・{{wikipedia-s|声門閉鎖音}} {{IPAchar|/[[ʔ]]/}} で終わる音節'''以外'''の全ての音節が長母音と認識される可能性があり、加藤 (2004) やビルマ市民フォーラム・田辺 (2015) ではカナ表記に左記のような傾向が見られる。ただし3種類ある声調のうち下降調(第1声調とも; 主に {{l|my|့}} の付されたものでIPAでは[[w:きしみ音|きしみ音]]の特徴から [[̰]] で表現される)の音節はほか2つに比べて短めということもあり、カナ表記は長音とならない傾向がある。
 
[[Category:発音|ひるまこ]]