「かなう」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
=={{L|ja}}==
 
==={{etym}}===
{{etyl|ojp|ja}}「[[かなふ]]」
==={{pron}}===
 
==={{ja-pron|jaacc=2}}===
{{ja-accent-common|region=京阪|h||かなう}}
 
====東京式アクセント====
;か↗な↘う
 
====京阪式アクセント====
;↗かなう
 
==={{verb}}===
'''{{PAGENAME}}'''
#【[[叶]]う】(願望などが)[[実現]]する。
#*この針は、不思議な、どんな願いごとも'''かなう'''針だから、これをおまえさんにお礼としてあげる。([[{{w:小川未明|小川未明]]}} 『一本の銀の針』)
#【[[適]]う】[[適合]]する、[[あてはまる]]。
#*この「[[anthropomorphism]] からの[[解放]]」という[[あいことば|合い言葉]]が[[合理的]]でまた[[目的]]に'''かなう'''ものだということは、この[[はたじるし|旗じるし]]を押し立てて進んで来た近代科学の[[収穫]]の[[豊富]]さを見ても[[明白]]である。([[{{w:寺田寅彦|寺田寅彦]]}} 『感覚と科学』)
#【[[敵]]う】[[匹敵]]する。
#*ふたりは、暗やみの中で、[[くんずほぐれつ]][[とっくみあう|とっくみあい]]、そのままたおれて、上になり下になり、地面をゴロゴロころがりまわっていましたが、五十男が若い[[よたもの|ヨタモノ]]に'''かなう'''はずはありません。([[{{w:江戸川乱歩|江戸川乱歩]]}} 『海底の魔術師』)
#(一般に否定辞とともに)~をすることができる。
#*[[本堂]]の屋根も杜のかげになって見ることは'''かなわ'''なかったが、しかし彼は馬籠の村社諏訪分社のみすぼらしさに思い比べて、山腹に[[墳墓]]の地を抱くあの古い寺が長い間の村の[[中心]]の一つであったことを[[容易]]に[[想像]]することはできた。([[{{w:島崎藤村|島崎藤村]]}} 『夜明け前』)
 
===={{conjug}}====