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==={{noun}}・奴===
'''やつ'''【[[奴]]】
#([[category:{{ja}}_{{noun}}_形式名詞]])
##人を[[ぞんざい]]に扱ったり[[みくだす|見下し]]たりしていう[[語]]。ときに、[[めした|目下]]の[[もの]]に[[したしい|親しい]][[きもち|気持ち]]を[[こめる|こめ]]ていう語
##*世間の'''奴'''があんまりのろのろに見えてならねえものだから(中里介山『大菩薩峠 農奴の巻』)
##*「あいわかったか、予に成り代わって、ふびんなそのふらち者じゅうぶんに取り調べたうえ、ねんごろにいたわって、しかとしかりつけい!」/「心得ました。ご諚どおりしかりつけまするでござります」/「いつもながら小気味のよい'''やつ'''よのう」(佐々木味津三『右門捕物帖 献上博多人形』)
##[[物事]]を[[無作法]]にいう語
##*貯えた蜜柑の皮に光沢があって、皮と肉との間に空虚のある'''やつ'''は中の肉の乾(ひから)びておることが多い。皮がしなびて皺(しわ)がよっているような'''やつ'''は必ず汁が多くて旨い。(正岡子規『くだもの』)
##[[形式名詞]]「[[こと]]」「[[もの]]」を[[くだける|砕け]]ていう語
##*「(略)好きこそ物の上手という'''やつ'''で、あたり近所に敵がいねえものだから、つい増長して、親爺の隠徳にすっかり泥を塗ってしまいやした」/(中略)「わしも御同様さま、餓鬼の時分から悪知恵が人並に生れ増したところへ、この足のはやいという'''やつ'''が全く魔物でしてね、これをいい方へつかって、飛脚屋渡世でもして納まっていればいい'''やつ'''を、世間の奴があんまりのろのろに見えてならねえものだから、この通り、道を踏みはずしてしまいやしたよ」(中里介山『大菩薩峠 農奴の巻』)
##[[獣]]などを[[みくだす|見下し]]ていう語
#([[代名詞]])
==={{pronoun}}===
##[[三人称]]の[[人代名詞]]で、[[他人]]を見下したり、[[対等]][[以下]]の者に[[したしみ|親しみ]]をこめて[[もちいる|用いる]]語
{{ja-pronoun}}
#[[三人称]]の[[人代名詞]]で、[[他人]]を見下したり、[[対等]][[以下]]の者に[[したしみ|親しみ]]をこめて[[もちいる|用いる]]語
====関連語====
*[[あいつ]]