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→‎{{L|ja}}: 文が体言を修飾することは、名詞述語文を導くこの語の性格からいって当然というか必然
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#* そこで遊んでいる女の子は私の娘'''な'''んです。
#* あの電車はどこから来たもの'''な'''の?
#* あんなおんぼろの建物がお屋敷'''な'''ものか。
#* いまだに旧式の設備が現役'''な'''ところからも市の財政難がうかがわれる。
#* 彼は金持ち'''な'''わけがない。
#* そういうつもり'''なら'''(ば)、こちらにも考えがある。
# [[述部]]の[[動詞]]、[[形容詞]]または動詞[[接尾辞]]の'''[[する]]'''を省略した文において、代わりに名詞述語文を成立させるために用いる助動詞。この構造は[[うなぎ文]]と呼ばれる。
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|連用形 = だっ<br />で
|終止形 = だ
|連体形 =
|仮定形 = なら
|命令形 = ○
|活用型 = 特殊型
|}}
* 連体形の「な」は、一般に助詞「ん」「の」や「で」「のに」に接続する。参照脈により、「こと」「もの」「ところ」「はず」「わけ」など、限られた語に続くこともある
*:ただし、形容動詞を認めない立場では、形容詞的性格をもつその他一般の体言に接続する。
* 仮定形の「なら」には、「[[ば]]」を必ずしも付ける必要はない。
 
===={{etym}}====
「[[である]]」の「る」の抜けた「でぁ」がつづまって生じた語。
 
===={{usage}}====
連体形「な」は、助詞「の」(>「ん」)「ので」、「のに」や名詞「こと」「もの」「ところ」など、限られた語に続く場合ではよく見られる。文が体言を修飾する場合にも表れる。例:「彼は金持ち'''な'''わけがない。」
 
===={{syn}}====