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小さいヌは文献の引用のみに限定
日本語の「ン」が音韻的に余りに多義(22種類)であるため
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:iwan 以外の他の語彙でも母音がその後ろに続かない「n」を書き表すために「ン」が使われていますので、あえてwiktionaryで小さい「ヌ」を用いる必然性はないように思われます。どこかのアイヌ語教室か大学研究室で使われているのでしょうか?もし「ン」ではなく小さいヌでかかれている文献があれば、その文献を引用する場合にのみ使用を限定すべきかと考えます-[[利用者:Ramat ram ne|せんべい屋の寄宿人]] 2006年5月21日 (日) 22:42 (UTC)
 
::せんべい屋の寄宿人さん、お疲れ様です。お世話になってます。
::*『 Wiktionary のアイヌ語通常表記では、誤解のない限り単独音素 {{phoneme|n}}, 複合音素 {{phoneme|np}} を「{{akana|ン|}}」「{{akana|ンㇷ゚|}}」で書き表す。』
::という合意が形成されるなら、反対しません。なぜ私が「{{akana|ㇴ|}}」にこだわるのか理由を述べますと、日本語の「ン」はあまりにも音韻的に多義だからです。通常の日本語話者は自覚的ではありませんが、日本語「ン」に対応する音韻は、ざっと {{phone|ɴ, ɴ̩, n, n̩, m, m̩, ŋ, ŋ̩, ɲ, ɲ̩, ɯ, w, _ⁿ, _̃}} で少なくとも22種類もあります(最後の {{phone|_ⁿ, _̃}} は、aeiou 5母音それぞれに、で10種類と数える。同じ字母の下にある小さな縦線は Syllabic = モーラ/アクセントを形成するの意、です)。
::こうなると、正しいアイヌ語の発音を初学者に伝えるためには「ン」は不適当、と考えるからです。少なくとも発音を問題にする場合には、「{{akana|イワㇴ|}} + {{akana|ペ|}} = {{akana|イワㇺペ|}}」と書けないと困ります。Thanks--2006年5月22日 (月) 08:06 (UTC)
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