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辞書を作るということ
社会的承認の一実例と、(技術的な意味でも)素朴な疑問ひとつ
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仮に、より正書法に近いものをとればアコロイタク表記でしょうが、そのように正書法というのは社会的承認の問題であって、学問的厳密さの問題ではありません。また、その為にこそ、音標文字などの発音表記や、「アイヌ語の発音表記・文書」があるのでしょう。
 
:例えばフランスでは、国立言語アカデミーが学問的・語源的正しさを根拠に(新語についてまで)正書法を定めています。それが正しいといっているのではなく、そういう国もあるということです。それがフランスの社会的承認方法なのでしょう。(日本だと、国立言語研究所が勧告を出しはしますが、影響力は行使しても、事実上の言語生活への強制力はありませんね。ただ、新聞で公表されれば影響は大きいです。)--[[利用者:Midville|Midville]] 2006年5月22日 (月) 12:28 (UTC)
 
ですから、より一般的に流通している表記をかりに正書法に近いものとしてあげ、つぎに発音表記的観点からより誤解の少ない表記を、そういうものとしてあげる。ひとつしか表記を挙げられない場合は、流通しているものを使う。それが穏当であるのではないでしょうか。
 
:非常に素朴な疑問なのですが、その「より一般的に流通している表記」というのを、ひとりひとりの(特に生粋のアイヌ語話者でも、常時アイヌ語生活者でもない個々の)寄稿者が、どうやって判断するのですか。--[[利用者:Midville|Midville]] 2006年5月22日 (月) 12:28 (UTC)
 
発音についての注記は、該当文書や、「凡例」文書を作って対処するしかないでしょう。そもそも、ン以外でも、厳密には日本語のカナの読みとは発音が違うのですから、カナ表記だけを見て発音しようとする人が間違うのは、どうせ避けられません。その点には、日本語のカナの読みとは多少発音が異なる旨の注記をテンプレート化して埋め込むということではどうでしょうか。
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