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私にとっての普通の「正則」の意味。Informatics の用語です。
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もう少しだけ補足しておきますと、私はコンピュータの世界の人なので、普段、「正則」とか「正規」という用語は「regular」の訳語、つまり一般語なら「変則でない」「普通の」「一般的な」「正規の出場権をもつ」、もう少しコンピュータ寄りに言うと、「オートマトン理論で変換可能な」という意味で使っているのですよ。つまり、私のとって「正則カナ表記」とは、有限な資源を持つコンピュータプログラムが、有限時間内に、ローマ字表記からカナ表記に自動的に変換可能な、あるいは逆に、カナ表記からローマ字表記に自動的に変換可能なものを言います。コンピュータが変換可能なら、人間にだって「これはより一般的な表記だろうか」と悩まなくてよい、ということなんですよ。--[[利用者:Midville|Midville]] 2006年5月23日 (火) 17:14 (UTC)
 
:ですから、別の場所でも書きましたが、特定の領域でのタームとしての意味のつもりで書かれても、それで読み取られる保障などないし、書き手の意味が正しい読みであるなどとはいえないでしょう。言葉には学術的ではない普通の意味というのがあって、タームとしての意味ではない意味で普通の人が読んでもそれはまったく正当なんですよ。相対論だとか量子だとかタームとしての意味しかない語なら別ですし、タームとしての意味であることが明白である文脈がはっきりと存在していれば別ですが、そうとはいえないでしょう。
:そして、正則という語には、標準的な、フォーマルな、ノーマルな、レギュラーな、という意味があり、無前提にそう書くのが、それがこの辞書において「標準」なのではなく、一般にそうであるという誤解を招くというのは、基本的に妥当なはずです。正則にオーソライズされたという意味がないというのは無理です。
:それに対して、タームとしての意味ではそうではない、あるいはそういう「積もり」ではない、とおっしゃっても、まったく反論にはなってないですよ。実際、フスハーが正則だという場合には、そういう一般的な意味を念頭におっしゃっているでしょう。
:たとえば、わたしが沙流方言をこの辞書では標準的なものとして扱うことにしようと提案し、かりにそのような合意が成り立った場合に、この辞書内では、沙流方言を正則アイヌ語と呼んだとします。それもまったく正当でなければならないはずです。この辞書での合意さえあれば正則と呼んでよいというのであれば。
:なお、代案としては、単に正則という語は使わない、というのが案です。呼ぶ必要があるときは、「この辞書での統一表記」とかでいいでしょう。この辞書での、という限定がつけばいいわけです。ノートでの議論ではそういう必要はないので、あくまでも本文でのことですから、別にそれほど長たらしいわけでもないでしょう。
:なお、割注というのは別にある表現ではなくいま私が比ゆ的に表現しただけですが、メールでは、'''相手のテキストを引用した上で'''、部分ごとにレスするわけですよね。しかし、この場合、あなたは、'''相手のテキストそのもの'''の体裁・改行を編集し、その間にレスをいれているわけです。その点が、「相手の文章の改変である」とみなされる場合がある、ということです。メールの場合のように、相手のテキストをコピーした上で同様のことをなさった場合には、そういうことはいわれません。また、わたしがあまりインデントしないのは階層が深くなると逆に読みにくくなるからで、この件絡みのことではないです。--[[利用者:Gelasinos|Gelasinos]] 2006年5月23日 (火) 18:02 (UTC)
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