「テンプレート・トーク:標準の内容/アイヌ語」の版間の差分

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意図が伝わっていない気がするので念のため
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横からですが。『{{akana|アコㇿ イタㇰ}}』は[[w:北海道ウタリ協会|北海道ウタリ協会]]から出版された本です [http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/EqualFromForm?txt_isbn=4905756219]。自分も持っていませんが。--[[User:Kahusi|kahusi]] <small>([[User talk:Kahusi|會話]])</small> 2006年5月27日 (土) 07:14 (UTC)
 
:Kahusi さん、ありがとうございました。勉強になりました。普通の市民図書館にもあるかしらん。--[[利用者:Midville|Midville]] 2006年5月27日 (土) 15:54 (UTC)
 
kahusiさん、フォローありがとうございます。『{{akana|アコㇿ イタㇰ}}』は北海道各地のアイヌ語教室の代表者、大学の研究者、アイヌ語の母語話者が集まって作られた本なので、現在は事実上の標準として引用されることが多いです。
ところで「小さいヌの部分が「NU」として発音される事態を招く恐れがある。」は、本来母音が入る場所ではないのに、小さいヌと書いたことによって母音Uをつけて発音されてしまうことを懸念している文章です。念のため確認しますが、母音Uを付加して発音するように誘導してしまうことになっても問題ないという主張と理解してよろしいですか???-[[利用者:Ramat ram ne|せんべい屋の寄宿人]] 2006年5月27日 (土) 08:24 (UTC)
 
:{{ja}}関西方言のように「ヌー」と伸ばされたらたまりませんが、一般的には{{ja}}の「ヌ」は {{phone|nu}} ではなく、ごく短く弱い {{phone|nɯ}} です。一方{{ain}}本来の「ヌ」は {{phone|nu̜}} ≈ 「{{phone|no}} {{ja}} ノ」です。{{ain}}の n の場合、舌先を歯根につけたままの場合もありますが、多くは最後に舌先を歯根から離して鼻腔開放に至ります。この間ずっと有声ですから、音声としては {{phone|nⁿ}} ≈ {{phone|nə}} ={{fr}}の ne になり「ヌ」に聞こえます。アイヌ語の n は、母音を意識せずに発音するのが基本です。しかし、あくまで私の見解(POV)ですが、結論としては、'''下手に'''{{ja}}の「ン」で発音されるよりも、'''ごく短く弱く発音'''した{{ja}}の「ヌ」(または「ナ」)の方がよりアイヌ語らしくなります。(微妙なところなのですが、はっきり{{ja}}の「ヌ」で母音をつけて発音しろということではありません。そういう指導は誤りです。小さいヌですから、強く「ヌ」と読む人はいないでしょう。そういう状況で「ヌ {{phone|nɯ}}」と母音をつけて発音してもアイヌの人には「{{ja}}訛りなんだな」と思われるだけでコミュニケーションに支障はない、という意味です。)Thanks--[[利用者:Midville|Midville]] 2006年5月27日 (土) 15:54 (UTC)
 
==アイヌ語の r の発音==
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