「させる」の版間の差分
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=={{ja}}==
[[Category:{{ja}}
[[Category:{{ja}} {{verb}}|させる]]
'''させる'''
# [[使役]]する。[[すすめる|勧め]]たり[[命ず|命じ]]たりして[[おこなう|行う]]・[[したがう|従う]]ようにする。
# [[放任]]する。[[黙認]]する。
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===={{etym}}====
*「[[さ]]」(「する」の未然形)+使役の助動詞「{{助動詞|せる}}」
< saseru < saseri < sasi-ari < 古語(現代語では方言)「[[さす]]」の連用形 + 「[[あり]]」
===={{rel}}====▼
* {{syn}}: [[やらせる]]▼
===={{trans}}====
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* {{en}}: to [[let]]
----▼
▲===={{rel}}====
▲* {{syn}}: [[やらせる]]
'''させる'''
* {{ant}}: [[させられる]]、[[やらされる]]▼
----
==={{auxverb}}===
[[Category:{{ja}} {{auxverb}}
'''させる *接続:「{{助動詞|せる}}」に接続する五段活用未然形及びサ変未然形「さ」など終音がア段のもの以外に接続
#
#([[許可]]・[[放任]])そのようにすることを許す、あるいは、そのままにして置く。
#:可愛想に、[[華族]]様だけは長いき'''させ'''ても善いのだが、[[しにがみ|死に神]]は[[賄賂]]も何も取らないから仕方がない。([[w:正岡子規]]『墓』)
#:疲れ切った[[号外]]売りに嘘っぱちの[[勝利]]を[[つげる|告げる]]なら告げ'''させろ'''([[w:槇村浩|槇村浩]] 『間島パルチザンの歌』 )
===={{pron|ja}}====
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:{{IPA|saséɺ̠ɯ́}}
:{{X-SAMPA|sase_HM_H}}
{{日本語助動詞活用|させ|させ|させる|させる|させれ|させろ<br>させよ|下一段型}}
===={{etym}}====
*古典日本語:{{助動詞|さす}}(cf.{{助動詞|す}})
< saseru < saseri < sasi-ari < 古語(現代語では方言)「[[さす]]」の連用形 + 「[[あり]]」
===={{rel}}====
*:古典日本語:{{助動詞|る}}、{{助動詞|らる}}
===={{trans}}====
* {{ain}}: ({{s}})[[-re]]/[[-e]]/[[-te]], ({{p}})[[-yar]]/[[-ar]]
* {{en}}:
▲===={{rel}}====
▲----
▲===可能{{verb}}===
▲# (語幹動詞の行為が)……できる。実行可能である。
▲#* 指せる → 「[[さす|指す]]」を見よ。
▲#* 差せる → 「[[さす|差す]]」を見よ。
▲#* 挿せる → 「[[さす|挿す]]」を見よ。
▲#* 刺せる → 「[[さす|刺す]]」を見よ。
▲#* 射せる → 「[[さす|射す]]」を見よ。
▲#* 注せる → 「[[さす|注す]]」を見よ。
▲#* 鎖せる → 「[[さす|鎖す]]」を見よ。<!--鎖は借字、[漢語+する]ではない-->
▲#* 点せる → 「[[さす|点す]]」を見よ。
[[chr:させる]]
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